AIメモ
こちらは「Tasca d’Almerita Cabernet Sauvignon 1996」、イタリア・シチリア島の名門ワイナリー「タスカ・ダルメリタ」が造ったカベルネ・ソーヴィニヨンですね!1996年ヴィンテージということで、既に20年以上の熟成を経た貴重なワインです。シチリアは、温暖な気候と豊かな土壌を持つ地中海の島で、独特の風味と力強さを持つワインが造られます。それでは、このワインの魅力をじっくりと解説していきますね。
🍇 品種
こちらのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン100%で造られています。カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界中で広く栽培される品種で、ブラックカラントやブラックベリーなどの濃厚な果実味、そしてしっかりとしたタンニンと骨格が特徴です。シチリアの温暖な気候で育つカベルネ・ソーヴィニヨンは、凝縮感のある果実味と豊かなスパイスのニュアンスを持ち、力強いスタイルに仕上がります。
🍷 外観
1996年のヴィンテージということで、グラスに注ぐと深みのあるガーネット色をしているはずです。長期熟成によって、若いワイン特有の紫がかった色合いから、縁にかけてオレンジやレンガ色に変化していることでしょう。このような熟成したワインの色合いは、その長い年月がもたらした風味の複雑さを感じさせてくれます。
🌸 香り
熟成したカベルネ・ソーヴィニヨンは、非常に複雑で多層的なアロマが楽しめます。まず、ブラックベリーやカシスのような熟した果実の香りがあり、それに加えて、30年近い熟成からくるトリュフや土、革、葉巻のようなニュアンスが広がっていることでしょう。また、タスカ・ダルメリタのワインは、オーク樽熟成によるバニラやスパイス、コーヒーの香りも加わり、非常に奥深い香りのハーモニーを楽しむことができると思います。
😋 味わい
シチリアのカベルネ・ソーヴィニヨンは、力強いボディとしっかりとしたタンニンが特徴です。このワインも、熟成を経てタンニンがまろやかになり、口当たりはより滑らかでエレガントになっているはずです。ブラックチェリーやブラックベリーの果実味に、熟成からくる土や森の下草の風味が重なり、さらにオーク樽由来のバニラやスパイスのニュアンスが複雑さを増していることでしょう。酸味もしっかりと感じられ、全体的にバランスの取れた仕上がりで、長い余韻に熟成香と果実味がゆっくりと続く印象があるのではないでしょうか。
🏞 生産地と生産者
「タスカ・ダルメリタ(Tasca d’Almerita)」は、シチリア島の中でも名門中の名門で、歴史あるワイナリーです。彼らのワイン造りは、シチリアのテロワール(気候や土壌の個性)を最大限に表現することにこだわっています。カベルネ・ソーヴィニヨンは、シチリアの温暖な気候と標高の高い畑で育てられるため、十分に熟した葡萄から豊かな果実味としっかりとした構造を持つワインが生まれます。タスカ・ダルメリタのワインは、その品質の高さとエレガンスで国際的にも高い評価を得ています。
🍽 ペアリング
この熟成カベルネ・ソーヴィニヨンには、濃厚で風味豊かなお料理がぴったりです。例えば、牛肉のステーキやロースト、ラム肉のグリル、煮込み料理など、しっかりとした味わいのお肉料理と合わせると、ワインの豊かな果実味とタンニンが絶妙にマッチするでしょう。また、熟成したハードタイプのチーズ、例えばパルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノ・ロマーノなどと一緒に楽しむのもおすすめです。ゆっくりと時間をかけてワインを楽しみ、その変化を味わうのも熟成ワインの醍醐味ですね。
🍷 お楽しみポイント
このような長期熟成のワインは、開栓してから少し時間を置くことで香りと味わいがさらに開いてきます。デカンタージュを行い、ゆっくりとグラスの中で変化する香りと味わいを楽しむのがおすすめです。特別なひとときを彩る1本として、ぜひ心ゆくまで堪能してくださいね♡
個人的な一口メモ
イタリアの風。ドライフルーツにすごい複雑味。まだ若々しく、もっと熟成できそう。バローロかと思った。マジでおいしいです。