「Château Montus XL 2016」はフランス南西部のマディラン(Madiran)で造られる非常に力強いワインです🍷✨。特に「タナ(Tannat)」という品種を使用していることで有名で、この品種は非常にしっかりしたタンニンと長期熟成に向いた構造を持っています。これを踏まえ、詳しくご紹介しますね。
AIメモ
🍇 品種について
このワインの主なブドウ品種は、南西フランスを代表する「タナ」です。タナは濃厚な色合いと力強いタンニンを持ち、長期熟成に耐えることで知られています。通常、タナは長い時間をかけて熟成させることで、その硬さが滑らかになり、複雑な風味が現れてきます。2016年ヴィンテージは、今飲んでも素晴らしいですが、まだ熟成のポテンシャルを秘めています。
👁 外観について
色は非常に濃いルビーから紫がかった黒に近い色調です✨。タナの濃密さがグラスの中でも際立ち、グラスを揺らすとしっかりとした粘度を感じるでしょう。長期熟成に向いたこのワインは、その外観からもその強さが見て取れます。
👃 香りについて
香りは力強く、まずブラックベリーやプラムなどの濃い黒系果実の香りが広がります🍇。さらに、樽熟成によるバニラやシダー、トーストしたオークの香り、スパイス、そしてリコリスのニュアンスが複雑に絡み合います。時間が経つと、土っぽさや皮革のニュアンスも出てきて、非常に豊かなアロマを楽しめます。
👅 味わいについて
口に含むと、タナならではの力強いタンニンと深い果実味が広がります。ブラックベリーやブルーベリーの濃密な果実味に加え、リコリスやスパイス、ダークチョコレートのようなビターな風味が絡み合います🍫。しっかりとした酸味がワインを引き締め、長い余韻にはオークやミネラル感が感じられます。まだまだ若さが感じられますが、数年の熟成でさらに複雑さが増すことでしょう。
🏞 生産地について
このワインが造られているマディラン地方は、ピレネー山脈の北側に位置し、タナの栽培に非常に適した地域です。暖かい日中の気候と、山から吹き下ろす涼しい風によって、ブドウがしっかりと成熟しつつも酸味を保ちます。また、この地域の土壌は粘土と石灰質が豊富で、ワインにしっかりとした骨格とミネラル感を与えます。
🏰 生産者について
Château Montusは、南西フランスで最も評価の高いワイナリーの一つで、特にアラン・ブリュモン氏が1980年代にワイン造りを革新し、タナのポテンシャルを引き出しました。彼のワインは、力強さとエレガンスを兼ね備え、長期熟成に向いていることで知られています。Montus XLは、その名の通り、特別な造り方をされた限定的なワインで、通常よりも長く新樽で熟成されることで、さらに複雑さと深みを増しています。
🍽 ペアリングについて
この濃厚で力強いワインには、グリルした牛肉やラムチョップ、さらにはジビエ料理が非常に合います🍖。また、熟成チーズや濃厚なソースを使った料理とも素晴らしい相性です。特に、トリュフやきのこを使った料理や、ビーフ・ブルギニョンのようなフランスの伝統的な煮込み料理と合わせると、最高のペアリングが楽しめます🍄。
Château Montus XL 2016は、今すぐに飲んでもリッチな味わいが楽しめますが、さらに数年熟成させることで、その真のポテンシャルが引き出されるでしょう。ぜひ、特別な日にじっくりと楽しんでくださいね😊🍷。
個人的な一口メモ
シュッド・ウエスト、メディランの雄モンテスの高級キュヴェ。イベントにて。タンニンが目立ってまだ固い(笑)。あと最低でも5年くらい?こちらも上級キュヴェと比べたら特徴がない。いや、今飲めばこちらのほうがおいしいんだけどねw