こちらは「Carbonic Zweigelt 2022」ですね！オーストリアで栽培される赤ワイン品種ツヴァイゲルトを使い、カーボニック・マセレーション（炭酸ガス浸漬法）で造られたワインのようですね。ラベルには「Laura Fauvel（ローラ・フォーヴェル）」と記載されているので、彼女が手掛けるナチュラルワインの一本であると推測されます。それでは、このワインについて詳しくご紹介いたしますね♪
AIメモ
🍇 品種
ツヴァイゲルト（Zweigelt）は、オーストリアを代表する赤ワイン品種です。ツヴァイゲルトは、サンローランとブラウフレンキッシュの交配品種で、通常はチェリーやラズベリーのようなフレッシュな赤系果実のアロマを持ち、柔らかなタンニンが特徴です。軽やかな味わいから重厚なものまで幅広く造られますが、こちらの「Carbonic Zweigelt」は、カーボニック・マセレーションを取り入れており、よりフレッシュでジューシーなスタイルが楽しめるワインだと思われます。
🍷 製法：カーボニック・マセレーション
「Carbonic」とラベルにあるように、カーボニック・マセレーション（炭酸ガス浸漬法）で造られています。この製法は、ブドウを房ごとタンクに入れ、酸素を排除して二酸化炭素で満たすことで、ブドウ内部で発酵を進める手法です。この方法により、ワインはフレッシュでフルーティーなアロマが引き立ち、軽やかな飲み心地になります。ボージョレ・ヌーヴォーでもこの製法がよく使われており、ツヴァイゲルトのジューシーで明るい果実味が楽しめるはずです。
👀 外観
写真を見る限り、ワインの色は鮮やかなルビー色で、紫のトーンも感じられます。カーボニック・マセレーションを採用しているため、色合いがクリアで鮮やかになりやすいのが特徴です。また、軽く冷やしても美味しく楽しめるワインであることが、この色合いからもうかがえます。
🌸 香り
カーボニック・マセレーションによって造られたツヴァイゲルトは、フレッシュな赤系果実の香りが際立ちます。特に、チェリー、ラズベリー、クランベリーのようなフルーティーでジューシーなアロマが感じられるでしょう。さらに、カーボニック・マセレーション特有のキャンディやバナナのような香り、そしてほのかなスパイスのニュアンスも楽しめるかもしれません。軽快でピュアな香りが広がり、ナチュラルワインらしい生き生きとした印象です。
🍒 味わい
味わいは、軽やかでジューシー、そしてフレッシュな酸味が特徴でしょう。カーボニック・マセレーションにより、タンニンは柔らかく、口当たりが滑らかです。フルーティーな果実味が口の中で弾けるような印象で、余韻も爽やかで飲みやすいスタイルが想像されます。アルコール度数も11.5%と比較的低めなので、軽めの赤ワインとして気軽に楽しめますね。
🏡 生産者について
ローラ・フォーヴェル（Laura Fauvel）は、オーストリアで自然派ワインを手掛ける造り手です。ラベルに描かれているアートや、「handpicked」（手摘み）、「handsorted」（手選別）といった表記からも、彼女のワイン造りへのこだわりが感じられます。自然農法やビオディナミなど、環境に配慮した栽培を行い、ナチュラルなワインを造る生産者として注目されています。
🌍 生産地について
オーストリアは、冷涼な気候と多様な土壌を持つワイン産地で、ツヴァイゲルトの栽培には最適です。写真のラベルを見ると、ワインが「Schönberg am Kamp（シェーンベルク・アム・カンプ）」で造られたことが記されています。この地域は、カンプタール（Kamptal）と呼ばれるワイン産地で、昼夜の温度差が大きく、ブドウに爽やかな酸味と豊かなアロマを与えます。自然派の生産者が多く、土地の個性を反映したワインが生まれるエリアです。
🍽 ペアリング
このフレッシュでジューシーな「Carbonic Zweigelt」は、軽めの料理と相性が良いです。例えば、サラミやパテ、軽く味付けした鶏肉料理、タパスなど、シンプルでカジュアルな料理にぴったりです。また、冷やしても美味しいので、夏のバーベキューやピクニックなど、屋外で楽しむのもおすすめです。チーズなら、モッツァレラやヤギのチーズなど、フレッシュなタイプとの相性も良さそうです。
軽やかでナチュラルな味わいを持つこのワイン、リラックスしたひとときにぴったりですね！ぜひ、気軽に楽しんでみてください♪ 🍷🌿
個人的な一口メモ
やや紫がかっていてプラムの香り。果実感しっかり。スパイシー。ただナチュールでセミマセラシオンカルボニックなので飲み口は軽くてまろやか。フレンドリーなワイン。五反田のLucyにて購入。
