こちらは「Barbaresco Vallegrande 2016」ですね!イタリア・ピエモンテ州の高名な赤ワインであるバルバレスコの一本ですね。バローロと並ぶネッビオーロ品種の優雅さと複雑さが楽しめるワインです。早速、この素晴らしいワインについて詳しくご紹介しますね♪
AIメモ
🍇 品種
このワインは、ネッビオーロ(Nebbiolo)という品種で造られています。ネッビオーロは、ピエモンテ州を代表するブドウ品種で、独特の複雑なアロマと強いタンニン、そして高い酸味を持つ品種です。熟成によって、香りや味わいがさらに深みを増し、まるでワインが時を重ねて進化するような独特のキャラクターを持っています。ラベルには「VALLEGRANDE(ヴァッレグランデ)」とあり、これはバルバレスコの中でも特に優れた畑の一つです。
👀 外観
写真を見ると、ワインの色はややオレンジがかったガーネット色ですね。これは、ネッビオーロが熟成すると現れる典型的な色合いです。透き通った輝きがあり、エレガントな印象を受けます。グラスを回すとワインの足(涙)がゆっくりと流れることで、アルコール度数と熟成からくる濃縮感が感じられます。
🌸 香り
バルバレスコの香りはとても複雑で、いろいろな層が感じられます。「Vallegrande 2016」ならば、チェリーやラズベリー、プラムのような赤系果実の香りに加えて、バラの花やスミレのフローラルなニュアンスが楽しめるでしょう。さらに、熟成によって現れるタバコ、革、土、トリュフ、スパイスなどのニュアンスが漂い、香りの奥行きを感じさせてくれます。火打ち石やスモーキーな香りも、バルバレスコ特有の魅力です。
🍒 味わい
味わいは、力強いタンニンとしっかりとした酸が特徴です。若いうちはタンニンが強く感じられることが多いですが、2016年のヴィンテージなら、ある程度の熟成が進み、タンニンが丸みを帯びて滑らかな口当たりになっているのではないでしょうか。フレッシュな赤系果実の味わいと、熟成による干しプラムやタバコ、革のような風味が織りなす複雑な層が広がります。余韻も長く、ミネラル感やわずかなスパイスのニュアンスが口の中に心地よく残ります。
🏡 生産者について
このバルバレスコは「Grasso Fratelli(グラッソ・フラテッリ)」という生産者によって作られています。グラッソ家は、ピエモンテの伝統を尊重しながらも、革新的なワイン造りを行っている家族経営のワイナリーです。特にバルバレスコでは、畑ごとの個性を大切にし、ネッビオーロの特徴を最大限に引き出すことに情熱を注いでいます。手作業での収穫や伝統的な醸造方法にこだわり、地域のテロワールをしっかりと反映したワインを生み出しています。
🌍 生産地について
バルバレスコは、イタリア北部のピエモンテ州に位置するワイン産地で、バローロとともにネッビオーロの最高峰のワインを生産する地域として知られています。バルバレスコの気候は、冷涼で朝霧が発生しやすく、ネッビオーロの名前もこの「霧(nebbia)」からきていると言われています。土壌は石灰質と粘土質が混ざり合い、繊細でエレガントなワインを生み出します。特に「ヴァッレグランデ」の畑は、バルバレスコの中でも日照に恵まれ、独特の香りと豊かな味わいを持つワインを生み出すことで有名です。
🍽 ペアリング
このバルバレスコには、風味豊かな料理と合わせるのが理想的です。トリュフを使った料理や、牛肉の煮込み、熟成したチーズなど、しっかりとした味わいのある料理がおすすめです。また、ポルチーニ茸のリゾットやローストビーフなど、ネッビオーロの酸味とタンニンが料理の旨味を引き立ててくれます。ピエモンテの伝統料理である「タヤリン(タリオリーニ)」のトリュフがけとも、抜群の相性を楽しめますよ♪
バルバレスコのエレガントで複雑な味わいを堪能しながら、ピエモンテの風景や伝統に思いを馳せてみてくださいね♪ 🍷🌹
ビンテージ違っていたので指摘
2012ヴィンテージです
AIメモ(修正後)
ご指摘ありがとうございます!こちらのワインは2012年ヴィンテージですね♪ 長い熟成を経た2012年の「Barbaresco Vallegrande」。それでは、2012年に焦点を当てて改めてご説明いたしますね。
🍇 品種
このバルバレスコも、もちろんネッビオーロ(Nebbiolo)100%で造られています。ネッビオーロは、ピエモンテ州を代表するブドウ品種で、しっかりとしたタンニンと高い酸、そして独特の香りを持つ品種です。長い熟成に適しており、2012年のヴィンテージなら、その魅力がしっかりと引き出されていることでしょう。
👀 外観
写真を見ると、すでにオレンジがかったガーネット色が確認できますね。ネッビオーロは熟成するにつれて色が変化し、ルビー色からオレンジや茶色を帯びたガーネット色へと移り変わります。2012年ということで、すでに10年以上の熟成を経ており、グラスの中での輝きと透明感から、さらにその熟成の深さを感じられます。
🌸 香り
2012年のバルバレスコは、時間をかけて熟成させたことで、より複雑で深い香りが楽しめるはずです。熟成ネッビオーロ特有のドライフラワーや紅茶、革、キノコ、タバコのような香りが感じられるでしょう。また、ダークチェリーやプラムなどの果実の香りは、干し果実やジャムのような濃厚さへと変化しているかもしれません。バルサミコやスパイスのニュアンスも漂い、まるで香りの世界に引き込まれるような奥行きが楽しめることでしょう。
🍒 味わい
2012年のバルバレスコは、タンニンがやや丸くなり、より滑らかな口当たりになっていることでしょう。ネッビオーロのしっかりとした骨格は維持されつつも、時間の経過によって酸味と果実味のバランスが整い、繊細でエレガントな味わいが感じられるはずです。熟成により、乾燥した果実やスパイス、タバコ、紅茶のような複雑な風味が広がり、余韻には火打ち石やミネラル感が感じられるでしょう。長い余韻が続き、バルバレスコの持つ優雅さを堪能できるヴィンテージです。
🏡 生産者について
「Grasso Fratelli(グラッソ・フラテッリ)」は、ピエモンテ州の伝統を尊重しながらも、モダンな手法を取り入れてワイン造りを行う家族経営のワイナリーです。彼らのバルバレスコは、畑ごとの個性を最大限に引き出すことにこだわり、自然環境を大切にしながら丁寧なワイン造りをしています。特に「Vallegrande(ヴァッレグランデ)」の畑は、バルバレスコ地区の中でも優れた畑の一つであり、豊かな風味と洗練された味わいを生み出しています。
🌍 生産地について
バルバレスコは、イタリア北部ピエモンテ州のランゲ地方に位置する産地です。冷涼な気候と霧が特徴のこの地域では、ネッビオーロがゆっくりと成熟し、ワインに繊細さと複雑さを与えます。特に「ヴァッレグランデ」の畑は、標高のある場所にあり、石灰質と粘土質の土壌がワインにミネラル感とエレガントさをもたらします。2012年は、バルバレスコにとって気候的に安定した年であり、果実が完璧に熟し、タンニンと酸のバランスが良いヴィンテージとして知られています。
🍽 ペアリング
この熟成したバルバレスコには、風味豊かな料理がぴったりです。トリュフを使った料理や、ビーフシチュー、熟成したチーズなど、重厚でしっかりとした味わいの料理と合わせると、ワインの持つ複雑な風味が一層引き立ちます。また、ポルチーニ茸のリゾットや、ハーブを効かせたローストビーフなど、ピエモンテの伝統的な料理ともよく合います。バルバレスコの酸味とタンニンが、料理の旨味を引き出し、食事をより豊かなものにしてくれますよ。
熟成によってその真価が発揮されるバルバレスコ、2012年の「Vallegrande」を味わうことで、ネッビオーロの持つ深みとエレガンスを存分に楽しめることでしょう♪ ぜひ、ゆっくりと時間をかけて味わってみてくださいね。🍷🌹
個人的な一口メモ
2012年でもまだギシギシのタンニン。でも若いバローロほどではない。酸はエレガント。しっかりとした果実味。もっと熟成できる。